2026/7/13
【6月カンボジア訪問報告④】「準備はバッチリ!」。インターン開始直前の訓練生に会ってきました

みなさま、こんにちは!
NPO法人日本カンボジア交流協会(JCIA)
の高橋香奈です。
いつも温かいご支援を、本当にありがとうございます。
先月6月、私はカンボジアの職業訓練センターを
訪ねてきました。 今日は、そこで出会った
バイク修理コースの訓練生たちと、
彼らがいままさに迎えようとしている
大きな節目の話をお届けします。

【バイクのエンジン修理をするソクティアさん】
「もう、現場に出る準備はできた」
教室を訪ねたとき、バイクコースの訓練生たちは、
どこかソワソワと落ち着かない様子でした。
理由を聞いて、納得しました。
教室での授業はもうすぐ終わり。
7月からは、実際のバイク店での「インターン」が始まるのです。
授業では、2種類のバイクと数種類のモーターを
繰り返し繰り返し直してきました。
分解しては、また組み立てる。
一台を直したら、また別の一台へ。
その積み重ねが、彼らに静かな自信を育てていました。
農村には、水害をくぐった車両も、古い型のバイクも多く、
「どんな状態でも直す力」が、地域から必要とされます。
だからこそ、本物の現場で店主さんの指示のもと、
実際の依頼に向き合う実地の経験が、何より大切になるのです。
3月に会ったソクティアさんが、見違えていた
その訓練生の一人に、ソクティアさんがいます。
実は、彼に初めて会ったのも、
今年3月のインタビューでした。
JCIAに来るまで、彼は一度も、
働く機会を得られなかったといいます。
「このまま何も仕事ができずにいたら、
僕だけでなく、家族も生活できなくなります」
3月にそう静かに語っていた彼が、
6月に再会すると、見違えていました。
エンジンを分解する手つきには迷いがなく、
表情には「自分はもう直せる」という
静かな自信がにじんでいたのです。
この訓練は、彼が家族と生きていくための切実な一歩
——その一歩を、確かに踏み出している姿でした。
10年以上、その道具を使い続けている先輩がいます
そんなソクティアさんの「その先」は、
決して遠い夢ではありません。
それを証明しているのが、卒業生のヴッティさんです。
2015年、バイク修理コースを卒業したヴッティさんは、
その時に贈られた工具セットを、
10年以上たった今も、大切に使い続けています。
「この道具のおかげで、不安定で貧しい農家から
抜け出せました。今は妻と子どもと暮らし、
子どもも学校に通えています。
後輩たちが自分のように働けるよう、
絶対に道具を贈ってほしいです」
一つの工具セットが、10年分の暮らしを支える。
ヴッティさんの今は、ソクティアさんの未来でもあります。

【10年前の工具を見せるヴッティさん】
60,000円で、一人の「はじめの一歩」を贈れます
いま私たちは、2026年9月に卒業する第26期生に、
開業のための道具一式を贈るため、
クラウドファンディングに挑戦しています。
バイク修理コースの道具一式は、一人あたり60,000円。
エアーコンプレッサー、バルカナイザー、工具一式
——ソクティアさんが故郷で「自分の店」を開くために、
欠かせないものです。
現在の達成率は44%。
残り18日で、あと約100万円が必要です(7月13日時点)。
1万円のご支援が6口集まれば、
それでソクティアさん一人分の道具に届きます。
いつも応援してくださっているみなさま、
本当にありがとうございます。
あなたのお気持ちが、一度も働く機会を
もらえなかった彼の手に、確かな道具を届けます。
そしてもし、この物語に心が動いてくださったなら
—— ぜひ、周りの方にも伝えてください。
その一言が、彼の「はじめの一歩」を後押しします。
<< 私たちは挑戦中! >>
農村の障がい者30人の店主デビューを支援して、貧困の連鎖をストップ
📊 現在 44%(残り18日/7月13日時点)
🎯 目標金額:1,800,000円
🗓 募集期間:2026年7月31日 23:00まで
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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一度も働いたことのなかった青年が、いまバイクのエンジンに向き合っています。 彼が故郷で「自分の店」を開くための道具は、60,000円。 10年前に同じ道具を受け取った先輩は、今では家族を養い、子どもを学校に通わせています。 道具ひとつが、人生を変える。残り28日、あと少しの後押しをお願いします🙏 👉 https://readyfor.jp/projects/jcia-26 #カンボジア #クラウドファンディング
