2026/8/21
カンボジアの現場を訪ねて――職業訓練と福祉のこれから

こんにちは。NPO法人日本カンボジア交流協会 事務局長の高橋香奈です。
私は2026年7月19日から8月1日まで、カンボジアを訪問しました。今回の訪問では、JCIAが行っている職業訓練の現場を確認するとともに、訓練生や修了生、現地スタッフ、行政・福祉関係者など、さまざまな方と話し合い、今後の活動について考える機会となりました。
職業訓練の現場を訪問
7月20日にはJCIAが首都プノンペンで運営している「ポーサンチェイ社会開発センター」にて、縫製コースの先生へのインタビューや、縫製コース・電化製品修理コースの実習を見学しました。訓練生にも話を聞き、現地スタッフとはセンターの運営について意見交換を行いました。


また、7月24日には、バイク修理コースの訓練生がインターンシップを行っている3店舗を訪問。実際の職場で、訓練生が修理作業に取り組む様子を見学し、店舗の方からも話を伺いました。

今回の先生や訓練生へのインタビューは、ニュースレター「クメールの風と共に」の2026年秋号以降で詳しくご紹介する予定です。
地元に戻った修了生の姿
7月30日、31日にはバッタンバン州とバンテアイ・ミアンチェイ州を訪れ、職業訓練の修了生を訪問しました。訓練を終えた後、どのように仕事や生活につながっているのかを知ることは、今後の職業訓練を考えるうえでも大切な機会です。修了生訪問インタビューは、ニュースレター「クメールの風と共に」特別号にて、ご紹介する予定です。


今回の地方出張では、同行した社会事業省の職員らと高齢者福祉について意見交換を行ったり、赤十字国際委員会の職員とカンボジアにおける障がい者支援や職業訓練の課題について意見交換を行うなど、関係者と話し合う機会を持ちました。
新しい活動拠点の状況を確認
また、7月27日、28日には、プノンペンの西に位置するカンダール州にある「王立福祉センター」を訪問しました。私たちJCIAは、社会事業省の要請により、これまで活動してきた「ポーサンチェイ社会開発センター」から、この「王立福祉センター」内へ移転することが今年5月に正式決定しています。
障がい者支援を行っている複数の団体がこの広い敷地内に集められるそうで、JCIAの活動拠点となる3棟の建設の進捗状況を確認しました。予定通り、2027年1月に移転する予定です。


現地で見て、聞いて、次の活動へ
今回の訪問では、実際にさまざまな現場を訪れ、人と出会い、話を聞くことで、日々の活動や修了後の課題について改めて考えることができました。
JCIAでは、こうした現地での対話と確認を大切にしながら、カンボジアの方々にとってよりよい支援につながるよう、今後の活動に生かしていきます。
