【修了式の後】修了生たちが笑顔で故郷へ!それぞれの自立に向けた「最初の一歩」

みなさま、こんにちは。
開業工具セットの準備でぎっくり腰気味の、
NPO法人日本カンボジア交流協会(JCIA)の
事務局長の高橋です。
10月7日に無事修了式を迎えた第26期生たちの
「その後」の様子をお届けします。
修了式を終え、パーティーを楽しんだ訓練生たちは、
それぞれの想いと希望を胸に、
一人ひとり住み慣れた故郷へと帰っていきました。
■ 故郷へ帰路につく修了生たち
第26期生の出身地は、
6州+1特別市と多岐にわたります。
・プノンペン特別市
・プノンペン特別市を囲むカンダール州
・プノンペン特別市の北西のコンポンチュナン州
・ベトナムと国境を接する東部の
プレイベン州とトボンクムン州
・タイと国境を接する北西部の
バンテアイ・ミエンチェイ州とバッタンバン州
修了式当日の10月7日の夕方に数名が
先立って出発し、翌8日には全員が無事に
それぞれの帰路につきました。
カンボジアは今、雨季。
今週は、毎日一日のどこかで雷が鳴り、
ザーッと雨が降るのですが、
旅立ちの瞬間は7日も8日も気持ちのよい晴れ。
彼らの努力と意欲に対する、天からの祝福でしょうか。
迎えに来た車やバンに乗り込む人、
長距離バスで帰る人など様々でしたが、
大きな荷物や、車いすや松葉杖とともに、
誰もが晴れやかで明るい表情を見せてくれたのが
とても印象的でした。


■ カンボジアの大切な祝日「プチュン・バン(Pchum Ben)」
実は、今年カンボジアでは10月10日〜12日が
国の重要な祝日「プチュン・バン」にあたります。
お寺にお参りして先祖の供養をしたり、
離れて暮らす家族が集まって
大切な時間を過ごす行事です。
一年間の訓練を走り抜けた彼らにとって、
努力の証である技術と工具贈呈書を手に
故郷の家族のもとへ帰る今回のプチュン・バンは、
例年以上に特別な楽しみとなっているはずです。
■ いよいよ始まる開業準備と「第1回フォローアップ活動」
プチュン・バンが明けると、
修了生たちはいよいよ自立に向けて
本格的に動き始めます。
JCIAのスタッフも彼らに状況を確認し、
訪問調査・伴走支援活動を開始します。
現在JCIAの施設に大切に保管されている、
皆様からのご支援で準備した「開業工具セット」。
これらを、私たちは11月以降、各修了生のもとへ
届けに行き、自宅での開業準備がしっかり
整っているかを確認・支援する
「第1回 フォローアップ活動」を行ってまいります。
自立へのペースは人それぞれです。
例えば、電化製品修理コースの修了生の中には、
先生経由でよく使う交換部品を購入して持ち帰り、
意欲満々で準備を進めている人もいます。
一方で、「まずは2〜3ヶ月地元の店で働いて
実践経験を積んでから自分の店を開く」という
慎重で堅実な方法を選ぶ人もいます。
私たちは一人ひとりの歩幅に寄り添いながら、
確実に地域で自立していけるようサポートを
続けていきます。
これから始まるフォローアップ活動の様子も
活動報告にて順次お伝えしていきますので、
ぜひ楽しみに見守っていただければ幸いです!

